COLUMN

マイホームを建てようと検討していく中で「長期優良住宅」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

長期優良住宅は、長期間にわたって安心して快適に住み続けられると国から認められた質の良い住宅です。

今回はこの「長期優良住宅」について詳しく解説していきます。

【長期優良住宅とは？】

長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の基準を満たした住宅です。

長期優良住宅の認定を受けるためには、次のような基準を満たす必要があります。

【①劣化対策】
数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。

【②耐震性】
極めてまれに発生する地震に対し、継続して住むための改修の容易化を図るため、損傷レベルの低減を図ること。

【③維持管理・更新の容易性】
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装や設備について、維持管理を容易に行うために必要な措置が講じられていること。

【④省エネルギー性】
次世代省エネルギー基準に適合するために必要な断熱性能などを確保していること。

【⑤居住環境】
良好な景観の形成や、地域おける居住環境の維持・向上に配慮されていること。

【⑥住戸面積】
一戸建ては75m2以上、少なくとも一つのフロアの床面積が40m2以上あること。

【⑦維持保全計画】
定期的な点検、補修等に関する計画が策定されていること。

【⑧バリアフリー性】
将来のバリアフリーリフォームに対応できるようになっていること。

【⑨可変性】
ライフスタイルの変化に応じて間取り変更などが可能になっていること。

長期優良住宅に認定されると、補助金などの金銭的なメリットを享受できます。

また金銭的なメリットだけではなく、長く安心して住める住宅を新築することで、その家に住む方が快適で安心な暮らしを送ることができます。

長期優良住宅を建てたい場合は、家づくりの早い段階で住宅会社へ相談してみましょう。